道路・自動車豆知識館

高速道路と高規格幹線道路の違い

高速道路は、正式名称が高速自動車国道であるように、その道路がまず国道であること、さらに自動車専用道路であること、自動車などの走行車両の出入り口がインターチェンジだけにうよること、中央分離帯で往復交通が分離されていること、立体交差であること、などの諸条件をクリアする必要があります。

これに対して高規格幹線道路は、自動車が高速かつ、安全に走行できるような構造になっている道路をいい、高速道路、さらに一般国道の自動車専用道路、及び本州四国連絡道路を加えたものがいわゆる高規格幹線道路と呼ばれています。

高規格幹線道路は、昭和62年6月に閣議決定された第四次全国総合開発計画に位置付けられたもので、全国の都市・農村地区から概ね1時間程度で利用が可能となるように約14,000kmの道路網で形成されています。

また高規格幹線道路は地域格差を無くし、産業の発展に貢献することが期待されており、この道路網が完成すれば、全国どこの小さな町や村からでも、一時間程度で高規格幹線道路の出入り口にたどり着けるようになります。

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