一般道路と高速道路の事故の発生率を比べてみると一般道路のほうが10倍以上の発生率となっています。というのは、高速道路は、中央分離帯があるため対向車との事故はほとんどなく、立体交差のため出合い頭の衝突事故もなく、歩行者や自転車を巻き込むこともありません。一般道路もこの点を考慮して整備していけば、交通事故はまだまだ減らせることになります。
また、交通事故は、交通渋滞の激しい道路ほど、交通事故の発生率が高いというデータもあります。これは、渋滞による自動車ドライバーの苛立ちが大きく作用していると考えられています。
このため渋滞対策は、そのまま交通安全対策にもなり、交通渋滞をクリアできれば交通に関する大きな問題は解決できると考えられています。