道路・自動車豆知識館

階段国道

津軽半島の東海岸を北上していくと、やがて国道339号は、車も通行できないほど細い路地となり、集落を抜けると、忽然と階段が現れます。その階段の麓には国道の標識と、その下には階段国道と表示されたプレートがついています。

これは、この路線が国道に昇格したときに、階段部分も整備するはずであったが、その後の調査で、階段部分に道を通すのは傾斜がきつすぎるため、ループかトンネルを掘るか、何らかの手立てを講じなければ困難であるという結論に達しました

そのため階段の手前にある迂回路を、国道として整備すればという案も出ましたが、それだと階段が国道でなくなるため、それより階段をそのまま残し、観光スポットとして使ったほうが得策だということで、このまま階段国道になりました。

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