道路・自動車豆知識館

タイヤの点検

自動車のタイヤの空気圧はタイヤの性能、ひいては自動車全体の性能に大きな影響を及ぼします。空気圧は高すぎても低すぎてもトラブルの原因になります。そのため定期的に空気圧を測定したほうがいいでしょう。

【空気圧不足の場合】
タイヤの各部の動きが大きくなるため異常発熱が起こり、はく離(セパレーション)やバースト(破裂)のような損傷を起こしやすくなります。

【空気圧過多の場合】
タイヤは異常な緊張状態になるので緩衝能力が低下し、衝撃キズや切りキズなどの損傷を起こしやすくなります。

【タイヤの残り溝の点検】
タイヤにはスリップサインという「これ以上使ってはダメ」という印(残り溝1.6㎜)があります。
このスリップサインという使用限界はタイヤ側面にある△印の延長線上の溝で、他の部分の溝より1.6㎜浅く作られており、使用限界になるとタイヤを横断するように溝のない部分ができます。

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